子どもの運動能力を伸ばす3つのスキル

運動遊び

わさびです!

「子どもの運動能力を伸ばしたい!」と多くの方が考えているのではないでしょうか?
そんな親になったら誰もが願う想いに幼児スポーツ指導者のわさびが答えます。

幼児期は以下の3つのスキルをバランスよく鍛えましょう!

3つのスキル

子どもの運動能力を伸ばすために3つのスキルをバランス良く遊びの中に取り入れましょう!

  1. 移動スキル
  2. 物を扱うスキル
  3. 姿勢を保つスキル

移動スキル

身体を移動させるスキル!

幼児期では這う→歩く→走ると成長していきます。
また、泳ぐや転がる、跳ぶといった動きも含まれます。

このスキルは成人までに大きく伸びる機会が2回あります。
①0〜4歳の幼児期
神経系の発達により、「※運動協応」身体をコントロールする力が伸びる時期
②12〜16歳の成長期
一般系の発達により、身長や筋肉などが大きく成長する時期

運動協応とは
例えば「歩く」動作で考えていきます。
よちよち歩きを始めた頃は手を左右に広げバランスをとったまま、足の力だけで歩いています。
それが段々と腕を振りながら、より効率的に歩けるようになっていきます。
「歩く」という動作に、脚だけでなく腕や体幹が調和・連動しながら動くようになっていきます。

このように体の各部分(脚や腕、体幹)が1つの動作を作り上げることを「運動協応」と言います。

この運動協応は時間経過で無くなりにくいため、①0〜4歳の時期に多様な運動をしておくことが、以降の運動能力が伸びるために大切になってきます。

物を扱うスキル

用具を動かすスキル!

球技を代表するボールなどの用具を投げる、掴む、打つ、転がす、蹴るといった動きが含まれます。

これらのスキルは「運動協応」よりも複雑な「※視覚運動協応」が必要となってきます。

※視覚運動協応とは
例えば「キャッチボール」で考えていきます。
運動協応が出来ていれば、腕を上げて、手を閉じるという動作ができます。
ただ、それだけではキャッチボールは行えません。キャッチボールでは相手が投げたボールに合わせて、手を動かし、タイミング良く手を閉じなければなりません。

物を扱う際は、自分の身体を連動して動かす(手を上げて掴む)ことを、視覚の情報(ボールの位置、スピード)に合わせ調整しなければなりません。

このように視覚情報に合わせ、身体を的確に動かす事を「視覚運動協応」と言います。

この視覚運動協応はいわゆる「ゴールデンエイジ(5〜12歳)」の時期に非常に伸びやすいと言われています。
この時期は見様見真似の能力が優れています。この時期に多様なスポーツを経験しておくことが大切です。

姿勢を保つスキル

身体を支えるスキル!

片足で立つ、ぶら下がる、押されたり引っ張られるのに耐えるといった動きが含まれます。

わさび的に幼児期で一番大事にしたいスキルです。
なぜなら子どもの安全につながるからです!

幼児期は身体に対する頭の割合が大きく、重心が高い位置にあり不安定です。
そのため、転倒、転落をしやすいので、なるべく早い時期から練習が必要です。
特に手で身体を支える練習をしましょう!(手押し車など)

姿勢を保つスキルを手に入れるとメリットがたくさんあります!
①姿勢が良くなる
バランスを取れる姿勢=良い姿勢
②体幹を鍛えることができる
身体のバランスをとるのに背骨周辺などの体幹の筋肉を使う
③脳への刺激
バランス感覚を司る「小脳」に足裏の刺激が送られる

まとめ

  1. 移動スキル
  2. 物を扱うスキル
  3. 姿勢を保つスキル

以上の3つのスキルをバランスよく取り組みましょう!

わさびは3.姿勢を保つスキルを特に意識するべきかと思います。
なぜなら、1と2に関しては自然と遊びの中で取り入れる機会が多いから!

しかも3は家の中でも取り組むことができます!
3の姿勢を保つ運動に取り組める遊びを紹介していきたいと思います!

わさびでした!

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